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interview

01

梅野 聡さん

2012.10.02

SATOSHI UMENO


1978年福岡県生まれ。建築学科専攻後、都市開発事業に従事。
その後、家具メーカーに勤務し2003年にUMENODESIGN設立。
プロダクトデザインを中心にさまざまな商品のプロデュース、ブランディングを手がけながらインテリア、ファッション、ウェブ、グラフィック、パッケージなど多岐に渡る分野で活躍。 現在も東京を拠点に国内はもちろんヨーロッパを中心に世界中で作品を発表し続けている。

2011 MAISON & OBJET「経済産業省・JAPAN DESIGN + 」フランス(パリ)出展
2011 Interior Lifestyle 「Young Designer Award」受賞
2012 Milano Salone 「Satellite Award Finalist」 イタリア(ミラノ)
2012 MAISON & OBJET 「J - STYLE+」フランス(パリ)出展
2012 ambiente「talents」ドイツ(フランクフルト)招待出展
2012 MILANO salone 「satellite」イタリア(ミラノ)出展

どういった子ども時代を過ごされたのですか?

父親が大工だったので、小さい頃から物作りに馴染みがあったんです。よく現場から出た端材を積み木にして遊んだりしていました。 母親も、ハサミと牛乳パックを持ってきて、何か作って遊びなさい、という家庭でしたね。 絵を描くのも好きで、幼稚園のときにいろいろ賞をもらった事があるんですよ。


3人兄弟の末っ子だったんですけど、小学校では、兄の影響でサッカーを始めました。キャプテン翼世代なんです。 中学では、サッカー部がなかったので、最初はバレー部に入ったのですが、その後、中学2年生のときにサッカー部を自分たちで作りました。 結局サッカーは高校までやっていたんですが、ほぼ部活漬けの毎日でしたね。

建築学科に入ったんですが、そのころから、福岡で都市開発を行っている会社に出入りしていて、そこが面白かったんですね。 プロジェクトごとに人が集まって、終われば解散、という現場でした。プロジェクトも終わり上京することになったんです。建築を学んでいたので設計事務所に入ったのですが、あまり楽しいとは感じなくてどうしようかなと思っていたときにインテリア誌を見た事がきっかけで、家具メーカーに入りました。

家具メーカーではどのようなことをされていたのですか?

もともとデザイナー志望として入ったのですが、なぜか営業をすることになり最初はとまどったのですが、商品を流通させるノウハウを勉強できました。

営業といっても、卸先の企画提案などもしていて、わりとなんでもやれる環境があったんです。こういった経験を活かして売場作りや、販促ツールなどを考えながらデザインしています。

その後独立されるわけですね。最初は仕事も少なかったと思うのですが?

数社と契約して家具や雑貨の仕事から始めました。独立後、はじめて依頼を受けてデザインしたのが、雑貨のような小さい棚だったんですが耐荷重が思ったより弱くて、歪んでしまったんです。 単純な構造のものだったんですが、実は難しかった。その失敗で、甘くないなと悟ったんです。売る側だったときは、クレームを気にしていたんですが、作る立場になったときにクレームを出してしまったので、気が引き締まるいいきっかけになりました。

初めは個人的にこういうものが欲しいというものをデザインしていましたが、やって行くうちに市場にこういうものがあればいいなというスタンスに変わってきました。 最近ではブランド全体をプロデュースする方向に移行してきましたね。そういう職能を期待されることも多くなってきましたし。 具体的には、最初はスケッチだけを求められていたところが、コンサルティングみたいな作業も入ってくるようになり、最終的にはブランドプロデュースまで求められるというかんじです。

どういう風にプロデュース作業を進めていくのですか?

地方のクライアントさんは東京にいらっしゃったときに、お店をまわったりして、どういうところに置きたいかなど、話がずれていかないように、なるべく共通のビジョンを作っていく事が大切だと思います。

そしてメーカーさんの特徴を理解し、良い部分を引き出した商品作りを心がけています。デザインするだけでなく人と人とを繋げていく役割になれたらいいなと思います。デザインの依頼を頂いたときパンフレットやブランド戦略をまとめてお願いされることも多いです。別々にやるよりもコンセプトがまとまりやすく、その方がコストも安くなりますので。

好きなデザイナーはいらっしゃるんですか?

吉岡徳仁さんの自由な表現力にひかれるんです。吉岡さんのモノってアルミホイルぐちゃぐちゃにしたり、図面から生まれる感じが無いんですよね。 そういった魅せ方とか表現って面白いと思います。

最近はデザイナーもセルフブランドを持って活動されている方も増えていますが、そういう構想はありますか?

いまのところないですね。販売の大変さを知っているので。(笑)ただ、クラフトっぽいものは面白いかもしれません。

卸ではなく個人的に自身のショールームで売るレベルでやってみたいです。

好きな言葉とか座右の銘はありますか?

学生の頃は明日は明日の風がふくでした。なんとなくポジティブな感じがして前向きになれたんです。福岡の方言で「よかろうもん」というのがあります。「よかろうもん」と福岡の人はよく言うんです。 いいじゃん、気にすんなと言う意味です。福岡の人は細かいことを気にしない人が多いのでこの言葉が気に入ってます。

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